2017年9月16日土曜日

カウンターが全てではない。

強傾斜の壁で、正対ムーブをした場合、壁から離される為、カウンターで行くのがセオリーだ。カウンターの場合、支点が右手と左足になり、離されにくい。正対では、支点が右手と右足になる為、左半身が開いてしまうからだ。
しかし、それはあくまでセオリー。場合によってはカウンターで行くとムーブの最中に回転が大きくなり、壁から離される時がある。

下の図で右足を見ると、赤の足の向き、つまりカウンターの足の位置は、正対の足の位置(青)に比べると足が開き、腰が壁から離れ気味になる。このままムーブを起こすと、大きく腰が周りすぎる。
セオリーにこだわらず、回転の大きさに注目して、ムーブを構成する。

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